2015年12月13日日曜日

Laura,Christina &Juliet


Speedvagen Family Racing: Laura Winberry from The Vanilla Workshop on Vimeo.





Juliet rides again from Charge Bikes on Vimeo.




自転車に乗る人は老若男女問わず、様々な魅力がある
上の動画の女性達も同じく
それぞれ別々のジャンルで自転車に乗る
単なる移動手段としてではなく、競技として仕事として楽しむために
自転車に乗る
様々な人と様々な自転車
そのつながりは様々な魅力を生み出している




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2015年11月30日月曜日

L'anima delle biciclette


L'anima delle biciclette from FHTN on Vimeo.



L'Eroica

1997年からイタリアで開催されているビンテージバイシクルのレース
そこで走る自転車は1987年以前に製造した物に限られる

そのレースの常連であり、世界でも屈指のビンテージバイクコレクターLuciano Berruti氏
サイクリング歴65年になる彼の想いを綴った動画

過去の偉大な人々が作り上げてきた自転車の歴史を忘れてはならない
その歴史の上にこれからの歴史が積み上げられる

いつまでも自転車への情熱を失わなずに生きる
自分もそうありたいと願う




Bicycle&Lifecycle   NICO


2015年11月6日金曜日

TRAVEL SLOW


The Steamboat Ralleye from Kitsbow on Vimeo.


春になったら旅に出よう

寄り道しながら、いろいろな景色を見ながら

ゆっくり旅をしよう



Bicycle&Lifecycle  NICO

「Thread Fit 30i 」


Argonaut / Chris King Precision Components / T47 Standard from Argonaut Cycles on Vimeo.


現在、スポーツ自転車のBB(ボトムブラケット) の規格は10数種類も乱立し、
互換性を探るのも一苦労する

フレームによっては選択肢が極端に限られ、汎用性はあるものの
定期的にメンテナンスをしないと音鳴りがしたり、回転性能が落ちたりする

高剛性を目指しフレームにベアリングを内蔵していたメーカーも
最近では汎用性や互換性を重視しスレッドのノーマルBBに戻したりしている

しかし大きなベアリングを使い大口径のBBでクランクを受ける方が
より大きなパワーを無駄無く推進力に変えられる

長寿命、高品質、高性能で知られるパーツメーカーChris Kingが目をつけたところは
大口径のBBを持つカーボンフレームの性能を引き出すBB
カーボンフレームに大口径のスレッド(ねじ切り)をしてそこにBBをねじ込む
スレッドフィット30iというBB

ねじ切りのため緩みにくく、大口径のベアリングがガッチリとパワーを受け止める
レース用のカーボンのロードバイク、MTBに今後使われていくBB規格
スレッドフィット30iとT47 STDというネジ規格

レース用機材と普段使いのパーツが明確に別れてきている昨今の自転車事情に
また新しい風が吹いてきている



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2015年10月31日土曜日

CAMBIUM



現在、新しい通勤用自転車を組んでいる
というか組み上がってはいるのだけれど、完成はしていない
一つ一つパーツを吟味し、交換し少しずつ完成形に近づけている
現在は60%ほど完成している

最近取付けたパーツはサドル
以前からBrooksのサドルを使いたいと思っていたのでBrooksの中からモデルを選ぶ

Brooksと言えば革サドル
牛革を使った高品質なサドルは馴染ませれば自分だけの最高な乗り心地に仕上がる

それも良い
しかし革には定期的にオイルを塗布したり
雨や湿気に気をつけないとカビてしまったりデメリットもある
ずぼらな自分が扱えるだろうかと不安になった

そんなずぼらな人向けに最近ラインナップに加わったサドルがある
Brooks CAMBIUM
このサドルは硬化天然ゴムのベースに表皮はコットンキャンバス生地を張った
他のメーカーにはない独特なサドル
更に防水加工、メンテナンスフリーで長期の使用にも耐えうる強度と聞けば
試してみなければ気が済まない


左が元々の完成車に付いていたサドル
右がBrooks CAMBIUM C15

実際にものをみて、思っていた程高級感はない
しかし座ってわかる確かな特別感。他のサドルとは違う

サドルのレールとベースプレートはどっしりとして硬い感じ
硬化天然ゴムのベースは座っているだけだと硬さを感じるが
走行中は適度にしなり振動を食っているよう
数kmの通勤ライドより150km以上のロングライドなどで効果を発揮しそう

今のところ通勤でしか使えてないので早くロングライドに出かけて試してみたい



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2015年10月8日木曜日

#partybrand


Mr. Pink: Town & Country from All-City Cycles on Vimeo.



パーティーブランドというコンセプトを掲げるメーカーがある

All-City

6年前アメリカのミネソタ州で立ち上がったブランド
アーバンサイクリストによるアーバンサイクリストのためのものつくり
をモットーに、レース用自転車から通勤自転車まで様々な自転車・パーツを作っている

最近公開された動画はMr.Pinkというロードバイクのプロモーション
通勤などの普段使いから休日のロングライドまで幅広く活躍するモデル
動画は実にわかりやすい

移動手段というだけでなく、人と人を繋ぐコミュニケーションツールとして
All-Cityの自転車は活躍してくれるだろう




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2015年9月30日水曜日

National Forest Explorer




現在、自分用のツーリング自転車を組み立てている
メーカー、パーツ、フレームなど以前のIF程ではないが、
そこそこのもので、お手軽に、普段使いでガンガン使える自転車になる予定だ

自転車を組む上で参考にしたのが上の画像の自転車
Elephant BicyclesのNational Forest Explorerという自転車
何が良いかというとMTBとロードバイクのパーツをミックスし、
それでいて違和感なくまとまっている
650Bのホイール、マウンテンドロップバー、前カゴ、ディスクブレーキ
普段使いで使い勝手が良く、キャンプやツーリングにも行ける
自分が目指すべき自転車のイメージとぴったり合致した。

フレームは流石に他のブランドのものになるが、パーツアッセブルは
大いに参考にさせてもらった

ツーリングの本場であるアメリカでは自由な発想で素晴らしい自転車が
どんどん生まれている
どんな自転車に乗りたいか?
迷ったら他の人が乗っている自転車を参考にしてみるといい
そこから自分だけの自転車が生まれる




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2015年9月7日月曜日

The Ride - Kate Dougherty





最近気になった動画
リーバイスの自転車用衣類コミューターラインのプロモーション動画だ

服よりも、インテリアデザイナーのKate Doughertyさんが乗っている自転車が気になった
一見すると普通の街乗りクロスバイク
しかしサドルとグリップがBrooks製、ペダルはMKSに変更されている
身体が触れる部品を良い物にすることで
より乗り心地が快適になり、部品の耐久性も上がっている

毎日、通勤や通学で使う自転車が快適だったら自転車に乗る時間が楽しくなる
一ヶ月1万円の定期券を買うのか、1万円のグリップで自転車に乗る時間を楽しむか

自分は毎日の自転車通勤で移り行く風景や季節を感じるのがとても楽しい




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2015年8月27日木曜日

第三世代のサイコン




SmartHalo

今までにないサイクルコンピューター(サイコン)が発表された
SmartHaloというこのサイコンはナビゲーション、ライト、セキュリティーなど
スマートフォンと連動させて使えるサイコンだ

今までもスマートフォンと連動させるタイプのサイコンは
CATEYEなどのメーカーから発売されていたものの、使い方や設定の難しさから
敬遠されあまり普及してこなかった
GARMINなどの高性能GPSナビ付きサイコンも同じく、高性能だが多機能過ぎて
使いづらいというユーザーも少なくない

このSmartHaloは他社のサイコンに比べ、本体サイズが少なくとも2倍は大きい
しかし操作性、設定、視認性はとても容易でスマートに見える
外見だけでなく必要最低限に絞られた機能やロードレースやツーリング、
トレーニングの為ではなく、のんびりゆる〜く走るサイクリングや通勤など
普段使いのコミューターバイクに最適なサイコンだ

SmartHaloがあれば毎日の通勤も、行ったことがないお店への買い物も、
万が一鍵やライトを忘れて出てきてしまったときも安心して自転車に乗れる

夢の様なサイコンだが実際に市場に出るのはまだ少し先になりそうだ

しかし、開発費用をキックスターターで募ったところ一が月に満たない期間で
目標額の倍近く資金を集めている

SmartHalo Kickstarter

「レースやトレーニングの為ではなくもっと普段の街乗りに特化したサイコンを」
そう望むユーザーはメーカーが想定しているよりずっと多く、
そこに着目したSmartHaloは本当にスマートなメーカーだと思う




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2015年8月24日月曜日

BBOTW "Firefly Bicycles Ti Track Racer"

FF-437-Studio-2




ハンドメイドのトラックバイク
パーツ構成は足周りはカンパニョーロ、コクピットはトムソンとDEDA,
フォークはENVE、フレームはチタン製で44mmヘッドチューブで高剛性

性能はもちろん、所有欲を十二分に満たすルックスも凄い
コンクリートグレーにブラックロゴ、3/4ペイントが絶妙にマッチする

世界に一台だけの自転車
こだわりとクラフトマンシップが詰まった自転車は美しい




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2015年8月6日木曜日

Summertime Essentials Top3 [SKIN]





盛夏
東京では昼間35℃を越える猛暑が1週間ほど続いている
クーラーの効いた部屋から一歩外へ出ると、うだるような暑さで
動いていても止まっていても汗が噴き出してくる、そんな日本の夏

少しでも快適に過ごすため、以下の物を使っている
今回は肌に塗るもの、カッコ良く言えばスキンケア用品




自転車やSKATE、釣り、ラジコンなど高性能な潤滑オイルを製造するBOREDの
アウトドアに最適な虫除けスプレーBugs Killer [BK]
自分の血液型はO型、しかも汗っかきのため必然的に蚊から好かれる
今までは一夏に一本ムヒを使い切っていた程、蚊に刺される

Bugs Killerを使い始めてからは明らかに蚊に刺される回数が激減している
身体に吹き付けるのはもちろん、部屋の虫が入りそうな箇所に定期的に散布している
蚊に悩まされている全てのO型に.





夏の乾燥肌に保湿バームを.
Raphaのバームは冬用は保湿・保温効果があり、夏用は保湿・清涼感がある
ものすごくスーッとする訳ではないが、汗をかいてもベタつかず朝から夜まで効果がもつ
香りは好みがあるが自分は好き
田舎に帰ったときのおばあちゃんの家の匂いを彷彿とさせる
ノスタルジックな気分になる





汗っかきゆえ、夏場はTシャツの換えが必須である
同じTシャツで過ごすと自分の汗臭さで気分が悪くなりそうだ
交換するTシャツも生乾きの臭いだったら最悪だ
Tシャツにストレスを感じたくないので自分はこのFabric Liquidを使っている

汗臭いのは嫌いだが人工的な香水の匂いはもっと嫌い
そんなへそ曲がりな性格故、気に入った匂いの物しか使わない
[EVELYN]の香りはマスカットや巨峰の様なフレーバー
季節を問わず使えて最高な香り



上記の3つはどれも異なる用途で状況によって使い分けている
夏の暑さもあと2ヶ月ほど
今年の夏はこれらの力で乗り切ります



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2015年8月4日火曜日

ラック>カゴの可能性



通勤用の自転車に以前付けていたキングキャリアの前カゴから
ノーブランドのフロントラックに変更した

カゴの方が楽じゃない?と大多数の人が思うだろう

しかしフロントラックにはカゴより拡張性がある
載せる物の大きさの制限が広がり、後付けで好きな大きさのカゴも取付けられる
何より重量が軽いので腕や肩が疲れない
現在自分の使う荷物を運ぶにはこれで十分

使ってみて分かる便利や不便なところ
他の人にとって良い物でもそれが自分にとって良い物とは限らない
手に入れて、使って試して、生活の一部にすんなりその物が入っていけるか
それが重要であると思う



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2015年7月27日月曜日

Being with Chris King by Sim-Works


Being with CK. from Ryota Kemmochi on Vimeo.


6月に愛知県で開催されたGourmet Century Rideのため、日本CK主要販売店での
Chris KingメンテナンスセミナーのためChris King氏が来日した
その模様とChris Kingのものづくりの概念を伝える映像が
日本のChris King代理店「Sim-Works」からドロップされた

語られるのはChris Kingのものづくりにかける想いと
自転車、地球、CKで働く人、CKを使う人への愛

「良い物を手入れしながら永く使う」
日本人が昔から大事にしてきた文化は時代の流れとともに薄れ、
大量生産大量消費へと変わった

しかしその意識は数十年を経て変わりつつある
原点への回帰、地球環境への配慮、他者への思いやり
テクノロジーが発達し、膨大な情報が手に入る現在だからこそ
本来あるべきものの価値が再認識されている サードウェーブという流れもその一部
Chris Kingは自転車部品をとおして数十年前から意識改革を提案し続けてきた
現在、Chris Kingの哲学は多くの自転車乗りに浸透している




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2015年7月18日土曜日

"Ride with Us"


Ride with Us from Strava on Vimeo.


共に走ろう
観ればつい走りに行きたくなるような動画は
自転車やランニングなどの速度、距離、ルートなど記録/共有できるアプリ
「STRAVA」が制作したもの

様々なシチュエーション、様々な場所で、様々なモチベーションで
走る理由はそれぞれだが、共有できる感情は同じかもしれない



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2015年7月12日日曜日

Painted Hills Bike by Christopher Igleheart




アメリカ オレゴン州のPR Travel Oregonが企画するショートムービー
7Bikes For 7Wonders」
自転車の街ポートランドの自転車職人たちに、オレゴン州の地域や地形にちなんだ
自転車を制作してもらうという企画

現在3人の自転車ビルダーによる作品が動画に成っているが、その中でも気になったのがこの自転車
ベテランの自転車ビルダーChristopher Igleheart氏によるツーリングバイク

長距離を快適に走るための設計やパーツ構成、オレゴンの特殊な地形をデザインに落とし込んだ美しいペイント
長年、自転車を作り続け自ら自転車に乗り蓄積された知識からのフィードバックにより生まれる自転車は
間違いなくカスタマーのライフスタイルに寄り添ってくれる一台となるはず

企画によって生まれた自転車は、たった一人の為のドリームバイクである




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2015年7月8日水曜日

#UrbanRacer

SV2015_UR_Gold_Pro



アパレルや食べ物の流行を創り出すトレンドセッターが存在するように、
スポーツ自転車業界にもトレンドセッターは存在する

ハンドメイドバイシクル業界でVanilla Workshopのサシャ・ホワイトは
間違いなく最先端を行くトレンドセッターといえる
サシャ・ホワイトが提案する最先端の自転車はシンプルを極めたような自転車だった

アーバンレーサー
スチールフレームにスチールの一体型ハンドルバー、カーボンフォーク
マッドガードにコースターブレーキ、キックシフト2段変速
650×42Bのタイヤを履くこの自転車はいかに街を速く、快適に楽しく走れるか
に重点をおき作られている


Speedvagen Urban Racer from The Vanilla Workshop on Vimeo.


シンプルゆえ壊れにくく、雨でも気にせず乗れ、未舗装路でもガンガン走れる
コミューターバイクではない、新しい街乗り自転車のカタチ

流行は既に始まっている



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2015年7月3日金曜日

Legend is Back


Martyn Ashton

MTBトライアルのライダーなら誰しもが一度は名前を聞いたことのある伝説のライダー
彼は競技者としてMTBトライアル界に名前を刻み、
MTBトライアルを更なる次元に押し上げる為、様々な挑戦を行ってきた。




Road Bike Party
レース用の機材であるロードバイクでMTBトライアルのトリックを行う
常識をひっくり返すライディングの数々、世界中のサイクリストは度肝を抜かれた

しかし、そのチャレンジの代償は大きく
Martyn Ashtonは撮影中に脊髄を損傷する大怪我を負い半身不随となってしまう
今から2年前のことだ

2年間、彼は再び自転車に乗るため不屈の精神でリハビリに取り組み、
上体のバランスのみで自転車に乗れるようにまで成った
そして彼はトレイルに戻ってきた
MTBと共に





友人であるDanny MacAskill、Chris Akrigg、Blake Samsonと一緒に走るMartyn Ashton
笑顔が絶えず、とても幸せそうである

挑戦し続ければ壁にぶち当たることもある
そこで諦めることもできる
しかし、諦めずにあがき続ければその先には新しい世界がある

挑戦すること、諦めないこと、あがき続けることの重要さを感じる

苦痛の先の栄光

Martyn Ashtonはそれを手に入れた




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2015年7月1日水曜日

LAへ愛をこめて


A love letter to los angeles from The Sleepers on Vimeo.


自転車だけでなく、多くのHIPなカルチャーが混じり合う都市LA
誰しもが自由に生き、自由に去る
そのライフスタイル、そのVIBES、その自由さに
リスペクト




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2015年6月30日火曜日

サードウェーブの自転車

Black Cat Bicycles "Disc Racer"




先日興味深い記事があった


サードウェーブのコーヒーやビール、サードウェーブ系男子なんてのもあるらしい
個人的にサードウェーブとは既存のモノに対するあらたな価値の創造だと思う
サードウェーブ系男子はともかく、コーヒーもビールもほとんどは元から存在するものに
あらたな角度から光を当てたということ

市場に溢れる既製品の概念や価値に対抗し、
本質的な”新しさ”を求め行き着いた先が元から存在するモノだった
それは自転車にも当てはまる

自転車でレースなどの競技をしたり、旅に出たり、冒険したりする
それらは自転車の本質的な楽しさから派生した楽しさだと思う
自転車の本質的な楽しさとは単純に自転車に乗ること・所有すること自体が
楽しいということ

Sim-Worksの記事中にあるように、乗ればずっと乗っていたくなるような
乗れない日でも置いてある佇まいを見るだけで所有欲が満たされるような自転車
その本質的な楽しさを突き詰めて行った先端にあるものが
ドリームバイクと呼ばれるようなサードウェーブの自転車

その自転車に乗っていること自体が幸せ、持っていること自体が幸せ
その自転車によって所有者の人生がより豊かになるような自転車
よき自転車との出会いを。



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2015年6月27日土曜日

何のために走るのか?



自転車で走るのに理由はいらない、走っているだけで楽しい
という人もいるが、BMXでトリックをする楽しさを覚えてしまうと
ただ走るだけでは物足りない
自分は痩せるために走っているのではなく、レースで勝つ為に走っている訳ではない
未だ行ったことのないどこか、行ってみたかったところ、気になっていた場所
其処に行く為に自転車で走る



例えば普段よりちょっと贅沢な朝飯を食べに走る



走ったあとの温泉を求めて走る



急にネオン街を見たくなり歓楽街まで走る


思い立ったらどこにでも
気軽に行け、自分の力の及ぶ範囲で楽しめる
それが自分の自転車の楽しみ方、走る理由
さて、明日は何処へ行こうか?



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2015年6月24日水曜日

GT Bikes "Waypoints - Sloquet Hot Springs"





Bicycle×TRAPでおなじみのFUNERAL Cyclingの面々が
GTのグラベルロードバイクでキャンプライドに行く模様を捉えた動画

数日のキャンプライドと言えば、バイクパッキングというのが常識になりつつあるが
この動画ではバイク自体には装備は積んでおらず、ライダーが背負う
バックパックに装備を積み走るというもの

自転車に荷物をつけるのと乗り手背負うのでは明らかに自転車につける方が楽
しかし、あえてのバックパックでのキャンプライドに新たなスタイルを提案する
その姿勢にリスペクトがある。

スタイルに正解はない
そのスタイルは楽であるかもしれないし楽じゃないかもしれない
それでも、そのスタイルを貫き楽しんでいれば幸せなことであると思う



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2015年6月20日土曜日

NYC is Handsome


NYC is Handsome from Jonathan Chapman / JCP on Vimeo.


バイシクルメッセンジャー
彼らは今日も危険と隣り合わせの街を走り回り、荷物を配達し
依頼先・配達先の仕事を円滑にする潤滑剤だ

街を縦横無尽に走り回り、時に人や車から煙たがれる存在
しかし彼ら無しではスムーズに成り立たない仕事もあるのも事実
メッセンジャーは悪でも正義でもない
仕事と仕事を繋げスムーズに進める為のオイル
今日も走り続けるメッセンジャーに最大限のリスペクトを




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2015年6月18日木曜日

Short AWOL "山中湖"


先ず、AWOLとはAbsent Without Leave=無断外出、脱走兵などの意味

自分は無計画な旅とも解釈している
今回は行き当たりばったりで往復160km走り、山梨県の山中湖まで自転車で行って来た


ことの始まりは職場の先輩が山まで自転車で走りに行きたいと言ったことから
場所はどこでも良かったが、出発前日に何となく山梨県道志方面までと決定した
道志方面には美味しいカフェもあるし温泉もある
素晴らしいライドになる予感がした





途中寄り道をしながら、難なく道志の道の駅に到着
この時点ではまだ疲れはなく、天候の崩れもなくまだ走れそうだった
あと20kmも走れば山中湖 急遽、山中湖に向かうことが決定した

しかし、走って行ったその途中にある峠が問題だった






山伏峠

山梨県南都留郡道志村〜山中湖村まで続く7〜8kmの峠
海抜は1100m

自動車で越えればなんともない峠
しかし自転車はひたすら苦痛の連続、坂に次ぐ坂、急勾配に次ぐ急勾配
天まで続くような直線の急勾配に心が折れそうになるが
山中湖まであと少しと気持ちを奮い立たせ渾身の力でペダルを踏む


ヘトヘトになって越えた山伏峠の先は山中湖村だった





山中湖畔の蕎麦屋にて天婦羅蕎麦を食べ、雲行きが怪しくなって来たため
道志方面に引き返す
帰り道は上った分、下りばかりだったが山伏峠に入った所で雨が強まり
効かないブレーキと格闘しつつ、なんとか道志まで下り
温泉につかって帰って来た

帰りは雨ばかりである意味、峠越えよりキツい帰り道だったが
一人でなく2人で走ったことで最後まで心が折れず、無事に帰って来れた。

予想外のロングライド、想定外の峠と雨、最高のライドに付き合ってくれた
K先輩に本当に感謝です 
ありがとうございます!また走りましょう

良き旅を


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2015年6月16日火曜日

Fundo One Hundo Part 2


The Mudfoot Fundo One Hundo Part 2! from Golden Saddle Cyclery on Vimeo.


5月下旬にLAで開催されたファンライドイベントFundo One Hundo
その第2回目が先日行われたようだ

自転車は一人で走っても仲間と走っても、それぞれに楽しみ方があり面白い
いつも走っている場所ではなく、知らない道や土地を走るのは更に面白い
開拓者精神や冒険心は本質的な自転車の楽しさを味わう上で必須であると思う

仲間たちとワイワイ山を登り、グラベルロードを走り、馴染みの店でダベる
レースだけではなくこういうライドイベントももっとあってもいい


Bicycle&Lifecycle  NICO

2015年6月14日日曜日

Review [LEZYNE Road Caddy]



過去の苦い経験からロードバイクに乗る上でパンク修理用の工具は
方法はどうでアレ、必ず持っていくべきだと思っている。
パンク修理の工具を持ち運ぶ手段としては
  • サドルバッグを付ける(サドルに付ける)
  • ツールボトルに入れる(フレームに付ける)
  • サイクルジャージの後ろポケットに入れる
などがあるが、どれも試した上で自分はサドルバッグが一番しっくり来ている
ツールボトルはどう工夫しても走っているときカチャカチャ音がするし、
夏場などボトルが二つ欲しいときボトルが付けられないなど問題がある
ジャージに入れるのも手だが、イザ付けてみると意外に工具類の重量で
ジャージが引っ張られ気になってしまう

サドルバッグも種類が多く、大型・小型、ツールロール式、アタッチメント式、
ベルクロ・ストラップ式など容量・固定方式で様々なものがある。

自分の使っているLEZYNE Road Caddyは最近発売されたサドルバッグだが、
使ってみて実に調子が良い
見た目と容量はARUNDEL UNOサドルバッグと似たような感じ
しかし、固定力は圧倒的にLEZYNEが上と感じる
大きいベルクロでしっかりと止まるため走行時にズレたり動いたりしない
ジッパーが止水ジップなのも良い
ARUNDELのサドルバッグではジッパーが本体半分までしか開かないのに対し
LEZYNEはほぼ全開までジッパーが開く これは工具やチューブの収納時にかなり便利だ
そしてあらゆる点でARUNDELより優れているのに価格は同程度
ただし、着脱はARUNDELの方が楽かも


LEZYNE Road Caddyの内部


iPhone5との大きさ比較


中に入る工具やチューブなど これだけだとまだまだ余裕がある感じ


個人的に星4つ半の良品です


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2015年6月13日土曜日

次郎 "Dreams of Sushi 2011"




すきやばし 次郎

食通でもそうでない人も一度は聞いたことがあるであろう鮨の名店
その「次郎」のドキュメンタリー

映像と「次郎」の人たちの言葉に釘づけになり、
その世界観に飲み込まれていく1時間20分

自分が最も共感したのは「次郎」の職人たちの矜持
自分の仕事に誇りを持って、情熱を持って、全身全霊で打ち込む
それは尊敬という言葉ではくくれない何か

「自分がやろうと思った仕事、それに没頭しなきゃダメです。
好きにならなきゃダメです。
自分の仕事に惚れなきゃダメなんですよ。
ただアレがダメ、これがダメと言っていたら
一生経ってもマトモなことはできないと思います。
だから自分がこれを覚えようと思ったら、
それを必死になって死にものぐるいでやる
ということが成功にもつながるだろうし、
立派な人間になれるんじゃないかと思います。」

小野次郎氏の言葉はシンプルだ
情熱と向上心を持って好きな仕事に没頭する
それが職人の生き様

どの分野の世界も奥が深く、先は計り知れない
自分がいる自転車の世界も深く可能性は計り知れないものがある
まだまだ自転車の世界でも半人前の自分
今以上に、死にものぐるいで、好きなこの仕事に没頭しようと思った。



Bicycle&Lifecycle   NICO

2015年6月11日木曜日

Straight outta Brompton




ブロンプトンの耐久性はフォールディングバイクを少しかじった程度の人でも
ご存知のことだと思うが、ここまでのライディングをした人たちはいないだろう

まるでBMX
ブロンプトンの概念を覆すライディング
決して真似はしないでほしい


Bicycle&Lifecycle   NICO

2015年6月9日火曜日

Quick Review "Panaracer Race D EVO2"


タイヤのハナシ

自転車で唯一、常に地面に接するパーツ
それだけに良いタイヤと悪いタイヤは素人でも乗った時の感触が分かりやすい
例えば3千円のタイヤと五千円のタイヤはものが違うし五千円と八千円のタイヤも違う
メーカーによって特徴も個性も様々、人によって感想も様々

いろいろと調べれば調べるほど、よくわからず
とりあえず使ってる友人が薦めるから、速い選手が使っているから、
雑誌で良いと書いてあったから、といった基準で選ぶ人も多いはず

レビューのハナシから逸れたが、タイヤを選ぶ理由は人それぞれだが
どういう理由であれ良いタイヤを履いて気持ち良く走ってほしい
そういった気持ちでレビューを書きます

パナレーサーのレースD Evo2というタイヤ
良いタイヤだと思う
例えるならテンピュールのような低反発まくら
路面の凸凹をしっかりイナシてくれる、身体に優しい感じ
空気圧は通常より0.5気圧から1気圧落とした方がモアベター
空気圧をカンカンにすると表面のみテンピュールで中身はスーパーボールの様
パナレーサーらしからぬ耐久性も◎
そして価格、この性能で6千円以下は安いといえる

パナレーサーのタイヤのイメージ
耐久性がない、パンクしやすい、乗り心地が悪い
を裏切るタイヤ
3千円のタイヤしか履いたことのない人、完成車のタイヤから変えようと思ってる人
週5の自転車通勤で粗いアスファルトの道を多く走る人
フレームもホイールもカチコチのバイクに乗ってる人
などにオススメ

カテゴリーS2やクローザーを履いてパンクして後悔したことのある人も
ゼヒ使ってみて欲しい イメージ変わるから

スポーツ自転車を買って、先ず交換するパーツ第一位のタイヤ
良いものも悪いものもある
パナレーサーのレースDエボ2は良いタイヤです


Bicycle&Lifecycle  NICO

2015年6月4日木曜日

グラベルロードの震源地


The Mudfoot Fundo One Hundo from John Watson | The Radavist on Vimeo.



既存の道ばかり走っているトレーニングや同じ道の繰り返しではつまらない
まだ見ぬ道を走り、通ったことのない場所に行き、冒険をしたい
そんな開拓者精神から生まれたグラベルロード

昔話から着想を得て160kmのライドを企画するTeam MUDFOOT
レースだけではない自転車の本質的な楽しみ方を提案するLAのGolden Saddle Cyclery
自転車の最先端の情報を発信するThe Radavist

そんなBicycle Hipsterが集まり、
自転車のあらたな流行が生まれるのはポートランドではなくロサンゼルスである



Bicycle&Lifecycle  NICO

2015年6月2日火曜日

Made by hand in Russia


Triton Bikes - Made in Moscow from Andrey Serdyuk on Vimeo.



トリトンバイクス

ロシアのハンドメイドバイシクルビルダー
主にチタン合金製の自転車を作製するビルダーのようだ
MTBやピストなど幅広いジャンルの自転車を作っている

日本でも、アメリカでも、ヨーロッパでもそうであるように
ロシアでもものづくりにかけるクラフトマンシップは同じ
良いものを作りたい
その想いが北の地から伝わってきた



Bicycle&Lifecycle  NICO


2015年5月31日日曜日

同色塗装の妙

Purple Wenokur Road



本来別の部品であり、元々のアルマイト処理の方が耐久性があり、
部品としても存在感がある
その存在感をなくし、フレームと同色塗装することは
ただひたすらに自転車全体の統一感を追い求めた結果である

ヴァニラワークショップのフレームでヘッドセットを塗装した特別な一台を見つけた
フレームのカラーリング上、ヘッドセットのラインナップにあるカラーでは
どのカラーを選んでもヘッドセットが浮いてしまう
ならば塗装するしかない
あくまでカラー優先、全体の統一感優先のデザインとものづくり
それもまたクラフトマンシップ

RESPECT




Bicycle&Lifecycle  NICO

2015年5月30日土曜日

カスタムペイントの可能性

INDEPENDENT FABRICATION & CHRIS KING



カスタムペイントの可能性は無限にある

上の画像は自分のIF
単色、つや消し、黒
ありきたりなカラーではあるが、塗装したのはフレームだけではない
Chris Kingのヘッドセット、ステアリングの要であるこのパーツも同色に塗装してある


塗装前はこんな感じ
フレームカラーはRAW、艶有り、ヘッドセットは黒のボールド(KINGロゴが白)
この状態だとフレームとヘッドセットが他のパーツに対し、異常に浮いてしまう
なんとか目立たせたくない色にしたかった
ヘッドセットもソットボーチェ(KINGロゴが同色)に変えるという選択肢もあったが
統一感も出るしあまりやっている人も少なそうだった為、
ヘッドセットも同色で塗装することにした



結果、全体的にまとまったカラーになった
艶消し黒のIFは世界中に何台もあるがこの仕様はこの1台だけである
難しいペイントをリクエスト通りに仕上げてくれた
Cook Paint Worksさん ありがとうございました





Bicycle&Lifecycle  NICO


2015年5月29日金曜日

続 自転車とピザ


UNA PIZZA BIKE SHOW - FEATURING ANTHONY MANGIERI & SEAN WALLING from Baby Blue Film on Vimeo.


以前の投稿で書いた自転車とピザの関係
最近さらに
サンフランシスコにあるピザ屋"Una Pizza Napoletana"の
自転車大好きピザ職人のAnthony Mangieri氏がついにUna Pizzaの店内で
自転車の展示会を行ってしまった!
多くのビルダーの協力のもと集められた自転車と普段なかなか見れない
ドリームバイクたちに目を輝かせる人々
動画の後半ではカリフォルニア州北部の自転車ビルダーSean Wallingの対談が
行われており、自転車への想い
この展示会に込める想い、ものづくりへの想いが語られる


ピザと自転車
作る物は違えど、込める想いは同じ
クラフトマンシップ
そのものづくりにリスペクトがある






Bicycle&Lifecycle  NICO



2015年5月28日木曜日

カスタムペイントの妙


Swanski x Dwa Osiem x Cinelli. Making of a custom race bike. from Swanski on Vimeo.


カスタムペイント

それは既存のペイントではなく、カスタマーの希望、ペインターのセンス
独自の世界観から作られるデザイン

レディーメイドの吊るしフレームでもカスタムペイントによって
全く違う自転車に生まれ変わる可能性がある
自転車の素材、性能は変わらずとも、外観が変わることによって
得られるモチベーションは計り知れないのである

カスタムペイント
それは最も単純に世界で自分だけの一台を手に入れる手段



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2015年5月27日水曜日

Red Hook Crit 2015 "Brooklyn"


Highlights from the RED HOOK CRIT No. 8 2015 from Studio 73 Productions on Vimeo.


Red Hook Crit
公道レース、ブレーキレス、固定ギア、決勝はナイトレース

自転車競技に於ける新しいムーブメントを発信してきたこのイベントも
今年で7年目となり更に規模を拡大、サイクリストに多くの発信をしている
日本の競輪やUSAのアーレイキャットとは違う
ギャンブラーやサイクリスト以外の人たちにも影響を与えるイベントになった

今後はどう発展していくのか?
自転車業界にどんな影響を与えるのか?
まだまだ可能性があり、先が楽しみなイベント




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2015年5月26日火曜日

最近のIPA






急に暑くなった所為か、
無性にビールが飲みたくなる時がある
できれば濃いホップ感のあるものが良い
IPA 
ガツンとくるあの感じ、たまらなく好きだ

夏はまだ始まっていないのに、何故こんなにビールが美味いんだろう



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2015年5月25日月曜日

前カゴの便利さを僕達はまだ知らない



先日発売された自転車雑誌に自分のスナップが乗りました
汚い自転車で申し訳ないのですが、こんな自転車を乗せてくれる
雑誌の編集の方々に感謝です

閑話休題、自分が週7で乗っているこの自転車
前カゴが付いています
ピストに前カゴ? ダサい!重い!必要ない!
というのが多くのピスト乗り、スポーツサイクリストが思う所でしょう

だがあえて云おう
前カゴは必要であると!

前カゴがある事により

・夏場に背中が汗まみれ&蒸れることがなく
・背中が解放されることで肩が凝ることもなく
・より多くの荷物を積めるようになり
・なんなら他の人の荷物までも運べちゃうよ

ってメリットばかり

以前から海外のメッセンジャーたちはその便利さに気づき、いち早く使用していたが、
最近ではHIPなサイクリストたちも前カゴを使い出している




'The Drop' from The Sleepers on Vimeo.


もう前カゴはダサくない
普段の街乗り自転車に、休日のサイクリングの自転車に
前カゴを付けてみてはどうだろうか?
きっと世界が広がるはず



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