2015年4月10日金曜日

カーボンでハンドメイド

今やロードバイクでは既製品のモデルの半分以上は
カーボン製の自転車になっている
プロ選手が使用する機材も9割以上カーボン製自転車だ

ロードバイクにおいてはカーボン製というのは珍しいものではない
しかし、ハンドメイド/カスタムメイドのカーボンロードバイクというと
途端に珍しいもの、マニアックな物として見られる





世界中で見れば少数かもしれないが、
アメリカにはカーボン製ハンドメイドバイクを作るメーカーがいくつもある
Independent FabricationやCalfee、Argonaut、Appleman、Alchemy、Parleeなど
大小合わせれば10ほどのメーカーがいる

カーボンバイクの良い所は
パイプを形作るカーボンシートの積層数によって乗り味を細かく調節できること
プロスペックの反応性を重視した硬い乗り味にもできるし、
長距離や未舗装路を快適に走れるような乗り味もできる
大手のスポーツ自転車メーカーは常にプロ選手やチームに
自転車を供給し、レースで勝てて長距離を快適に走れる自転車の開発に余念がない
もちろんレース用の自転車からの技術は一般のサイクリング用自転車にも
フィードバックされ、年々一般向けの自転車もハイスペック化しつつある

ハンドメイドのカーボンバイクを選ぶというのは
自分の理想とする乗り味を知っていて、それがカーボンでしか実現できない
ということを理解している自転車乗りであると思う
スチールでもアルミニウムでもない
カーボンという自分の理想を完璧に近いかたちで叶えてくれる素材



Argonaut Cycles from Argonaut Cycles on Vimeo.


金属の自転車にも可能性があるように
カーボンの自転車にもカーボンならではの可能性がある
日々進化する自転車の素材の中で最先端のカーボン
その進化が自転車競技の方向性を決めているとも言える




Alchemy Bicycle Co. from Alchemy Bicycles on Vimeo.




Bicycle&Lifecycle  NICO

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