2015年4月24日金曜日

自転車とピザ


BAKE PIZZA RIDE BIKES Featuring Anthony Mangieri from michael evans on Vimeo.


自転車とピザ
何の共通項もないような2つのものだが、共通することもある

自転車もピザもシンプルである
自転車もピザも奥が深い 常に探求しなくてはいけない
自転車もピザも繊細である 微妙な加減で全く変わったものになる
自転車もピザも様々な楽しみ方がある 
自転車(ライド)もピザ(作り)も自分で創り出さなくてはいけない
自転車もピザもオリジナリティがある
自転車もピザも自由だ


好きな事を掛け合わせると人生がより豊かになる
先を行く人は常にそれを教えてくれる



Bicycle&Lifecycle   NICO

2015年4月23日木曜日

#obsessives: Bruce Gordon


#obsessives: Bruce Gordon from Kitsbow on Vimeo.


USAのハンドメイドバイシクルビルダーの中でレジェンドと呼ばれる人

Bruce Gordon

ビルダー歴は40年を超え、あらゆるサイクリストやフレームビルダーに
影響を与えた人物である
現在自転車業界で流行しているグラベルグラインダーもその言葉が無い時代から
提唱していた一人だ

そのものづくりは基本に忠実で伝統的なものづくり
頑固一徹な雰囲気が漂う
製作される自転車は機能的かつ美しく、カスタマーに最も合った自転車になる

現在のグラベルブームを予見し、先見の明があるビルダーとも言えるが
何より自転車の楽しみ方を提案し続けてきた結果である
自転車の楽しみ方は一つではない 100人いれば100通りの楽しみ方がある
大事な事をBruce Gordonは教えてくれる



Bicycle&Lifecycle  NICO

2015年4月20日月曜日

BBOTW "Firefly Bicycles Ti 29er MTB"

FF-274-Studio-1



カスタムハンドメイドバイクは世界中で一台だけ
それぞれがスペシャル
それぞれがドリームバイク
それぞれに込められた想いがある

上の画像のMTBも特別な想いが込められている



FF-274-Studio-5

FF-274-Studio-6

FF-274-Studio-14

FF-274-Studio-12


この自転車はアメリカのある男性のもの
デザインしたのは彼の息子と娘である

自転車が好き、我が子はもっと好き
ならばそれらを掛け合わせれば最高の自転車が作れる
その発想、そして実行力
リスペクトがある

BB付近に入った
「I ♡ U DAD」(パパ大好き) の言葉が
父と子の強い絆と愛情を物語る
特別な夢の自転車




Bicycle&Lifecycle  NICO

2015年4月16日木曜日

#URAONEKAN + Get Lost



家から少し自転車で走ったところに南多摩尾根幹線道路という
ちょっと大きな幹線道路がある
アップダウンもあり、ロードバイク愛好家の方々がトレーニングのため
走っている姿を見かけることも多い

自分はと言えば、ロードバイクはレースは出ないし速くなりたくもない
自転車に乗る達成感はBMXで十分味わっているので
ロードバイクに求めるのはもっと別なことだ
知らない道を走り、知らない場所へ行き、見たことの無い景色をみる
食べたこと無いものを食べ、初めての人に会う





スチャダラパーのオワリの歌みたい笑
とにかく、南多摩尾根幹線道路(通称尾根幹)は一度行ってみたかった
しかし幹線道路は単調でなんともつまらない
そこで裏尾根幹と呼ばれる尾根幹の裏道を走ることにした


片側二車線の道路からのこれです
車、通れません 



注)東京都です



途中、天性の方向音痴っぷりを発揮しこんなところに
もはや道なのかすら怪しい



やっと舗装されてる道に戻りました




なんかカーブミラーで写真撮るのが一部で流行ってるみたいなので
やってみました

うん、サビシイ



裏尾根幹を走っていると子供の頃、近所を探検してまわった
あの頃の感覚になり童心にかえって楽しんで走れました
この冒険感を味わう為にロードバイクに乗ってます

次はどこへ行こうか



Bicycle&Lifecycle   NICO


2015年4月14日火曜日

BBOTW "Bedford Stainless Sequential Di2"









ステンレス鋼製のフレーム
昔ながらのラグ接合だが、古臭さは一切無い
高級なパーツを使っているが、無駄にラグジュアリーでもない
全てがまとまっている
そういった美しさ








Bicycle&Lifecycle   NICO


2015年4月10日金曜日

カーボンでハンドメイド

今やロードバイクでは既製品のモデルの半分以上は
カーボン製の自転車になっている
プロ選手が使用する機材も9割以上カーボン製自転車だ

ロードバイクにおいてはカーボン製というのは珍しいものではない
しかし、ハンドメイド/カスタムメイドのカーボンロードバイクというと
途端に珍しいもの、マニアックな物として見られる





世界中で見れば少数かもしれないが、
アメリカにはカーボン製ハンドメイドバイクを作るメーカーがいくつもある
Independent FabricationやCalfee、Argonaut、Appleman、Alchemy、Parleeなど
大小合わせれば10ほどのメーカーがいる

カーボンバイクの良い所は
パイプを形作るカーボンシートの積層数によって乗り味を細かく調節できること
プロスペックの反応性を重視した硬い乗り味にもできるし、
長距離や未舗装路を快適に走れるような乗り味もできる
大手のスポーツ自転車メーカーは常にプロ選手やチームに
自転車を供給し、レースで勝てて長距離を快適に走れる自転車の開発に余念がない
もちろんレース用の自転車からの技術は一般のサイクリング用自転車にも
フィードバックされ、年々一般向けの自転車もハイスペック化しつつある

ハンドメイドのカーボンバイクを選ぶというのは
自分の理想とする乗り味を知っていて、それがカーボンでしか実現できない
ということを理解している自転車乗りであると思う
スチールでもアルミニウムでもない
カーボンという自分の理想を完璧に近いかたちで叶えてくれる素材



Argonaut Cycles from Argonaut Cycles on Vimeo.


金属の自転車にも可能性があるように
カーボンの自転車にもカーボンならではの可能性がある
日々進化する自転車の素材の中で最先端のカーボン
その進化が自転車競技の方向性を決めているとも言える




Alchemy Bicycle Co. from Alchemy Bicycles on Vimeo.




Bicycle&Lifecycle  NICO

2015年4月8日水曜日

全ての人に合う自転車は存在しない

全ての人を100%満足させることのできる製品がないように、
自転車も全ての人に合う自転車は存在しない

自転車に乗るとき、
多くの人は何かを妥協し、我慢し、諦めて乗っている
それは金銭面であったり、仕事の都合であったり、生活スタイルや
体格の問題であったりもする
元々、そういうものだと割り切っている人もいる

もちろん、最初は合わなかった自転車も乗っているうちに
身体が慣れて「合っているように」感じることはある
それは体感的な「慣れ」であり
本当に「合っている」状態とは言えない

本当に「合っている」状態は
慣れではなく、妥協でも、我慢や諦めでもない
自転車に乗っていて「自然」な状態のこと

例えば、プロ選手の為に作られた自転車を
一般の人が乗るのは「自然」な状態ではない
極端に言えば普通の人がF1で走るレーシングカーに乗るようなものだ
もちろん、それで乗りこなせれば何の問題も無い

車と同じように、F1レーサーはレーシングカー、一般の人は乗用車
というように自転車もいけばいいのだが、
最近の競技用自転車は乗用車クラスの自転車ですらF1レベルの技術を使うような
ハイスペックになりつつある

そこで少数の自転車趣味人たちが思いついたのが
Bespoke = オーダーメイド
高級スーツの様に、身体にぴったり合った自転車を注文してつくる
身体にぴったりと合った自転車は乗っていて「自然」である


全ての人に合う自転車は存在しない
ならば、一人一人に合った自転車をその人の為につくれば良い
趣味の極みのようだが、いたって「自然」なことである



Bicycle&Lifecycle   NICO

2015年4月7日火曜日

K・F's GEORAMA NJS Track Bike



競技で使われる自転車は独特の美しさがある
競輪で使われるトラックバイクも作り手の職人魂があり、
美しく、良く走る

集合シートステー周りの微妙な巻き加減が艶やかしい




NJSといえば鉄ハン、鉄ステム
アルミでは出せないメッキの重厚感がある





コンポーネントはシルバーと黒で統一
ラメが入ったシルバーのフレームの存在感を最大限活かした組み方
一つ一つのパーツも抜かりない






素晴らしい自転車
これもまたドリームバイクな一台



Bicycle&Lifecycle  NICO

2015年4月4日土曜日

SEVEN Cyclesのこだわり




現在、チタン合金を使用した自転車は多くのメーカーから発売され、
珍しいフレーム、マニアックな素材
という括りから出つつある

SEVEN Cyclesはアメリカでチタン合金製自転車を昔から製造している
いわばチタンバイクの老舗である
この度、日本の代理店であるSim-WorksがSEVEN Cyclesの
チタン合金フレームの製造におけるポリシーともいえる
技術論、製造方法論を公開した



5回に分けて書かれている技術論、製造方法論だが、
1〜4回まではチタン合金の特性と歴史、そしていかにチタン合金が
優れた素材であるかが詳細に書かれている
正直、技術オタクや自転車(素材)オタクでなければ挫折しそうな
読み応えである

最後の技術論、製造方法論第5回でSEVEN Cyclesのこだわりが書かれている

1. 多角形チューブは丸パイプチューブに比べ強度が劣るので使用しない

2. アノダイジング(陽極酸化処理)はパイプの接合部が弱くなるので行わない

3. ショットピーニング(表面処理)はパイプの強度が落ちるので行わない



他のチタン合金フレームメーカーに比べ、オーソドックスで
言い方は悪いが古くさいものづくり
それは昔から現在までの多くのテストや挑戦の結果、
行き着いた回答である

チタン合金フレームを扱うメーカーは大小さまざまにあるが
安定感や普遍的な性能、デザインを求めるなら
SEVEN Cyclesは一つの目安になるだろう。


個人的にはもっと自転車は自由であっても良いと思うのだが。




Busy Hands - Factory Visit To Seven Cycles from Ryota Kemmochi on Vimeo.



Bicycle&Lifecycle  NICO

2015年4月3日金曜日

夢の自転車 その2



感化・啓発

夢の自転車 ドリームバイクを作るには
先ず夢が必要と書いた

夢をエンジンとするならば燃料が無くては動かない
夢は先に進まない
お金も燃料の一つではあるが、それだけでは足りない
夢をより具体的にし、より先に進めるのは
何かに感化/啓発されること

インスパイア

ふとした時のひらめき、誰かの言動、何気なく見た映像/写真、
その他様々な要素に影響され夢は現実的になる

上の画像の自転車は某有名TVドラマの影響を強く受けている







あの車のカラーリングをカッコイイと思う人は多いが
そのカラーを自転車に落とし込もうと思う人はどのくらいいるだろうか?
またそれを実行できる人はどれだけいるだろうか?

実行できる人だけが夢を叶えられる




Bicycle&Lifecycle  NICO