2015年5月31日日曜日

同色塗装の妙

Purple Wenokur Road



本来別の部品であり、元々のアルマイト処理の方が耐久性があり、
部品としても存在感がある
その存在感をなくし、フレームと同色塗装することは
ただひたすらに自転車全体の統一感を追い求めた結果である

ヴァニラワークショップのフレームでヘッドセットを塗装した特別な一台を見つけた
フレームのカラーリング上、ヘッドセットのラインナップにあるカラーでは
どのカラーを選んでもヘッドセットが浮いてしまう
ならば塗装するしかない
あくまでカラー優先、全体の統一感優先のデザインとものづくり
それもまたクラフトマンシップ

RESPECT




Bicycle&Lifecycle  NICO

2015年5月30日土曜日

カスタムペイントの可能性

INDEPENDENT FABRICATION & CHRIS KING



カスタムペイントの可能性は無限にある

上の画像は自分のIF
単色、つや消し、黒
ありきたりなカラーではあるが、塗装したのはフレームだけではない
Chris Kingのヘッドセット、ステアリングの要であるこのパーツも同色に塗装してある


塗装前はこんな感じ
フレームカラーはRAW、艶有り、ヘッドセットは黒のボールド(KINGロゴが白)
この状態だとフレームとヘッドセットが他のパーツに対し、異常に浮いてしまう
なんとか目立たせたくない色にしたかった
ヘッドセットもソットボーチェ(KINGロゴが同色)に変えるという選択肢もあったが
統一感も出るしあまりやっている人も少なそうだった為、
ヘッドセットも同色で塗装することにした



結果、全体的にまとまったカラーになった
艶消し黒のIFは世界中に何台もあるがこの仕様はこの1台だけである
難しいペイントをリクエスト通りに仕上げてくれた
Cook Paint Worksさん ありがとうございました





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2015年5月29日金曜日

続 自転車とピザ


UNA PIZZA BIKE SHOW - FEATURING ANTHONY MANGIERI & SEAN WALLING from Baby Blue Film on Vimeo.


以前の投稿で書いた自転車とピザの関係
最近さらに
サンフランシスコにあるピザ屋"Una Pizza Napoletana"の
自転車大好きピザ職人のAnthony Mangieri氏がついにUna Pizzaの店内で
自転車の展示会を行ってしまった!
多くのビルダーの協力のもと集められた自転車と普段なかなか見れない
ドリームバイクたちに目を輝かせる人々
動画の後半ではカリフォルニア州北部の自転車ビルダーSean Wallingの対談が
行われており、自転車への想い
この展示会に込める想い、ものづくりへの想いが語られる


ピザと自転車
作る物は違えど、込める想いは同じ
クラフトマンシップ
そのものづくりにリスペクトがある






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2015年5月28日木曜日

カスタムペイントの妙


Swanski x Dwa Osiem x Cinelli. Making of a custom race bike. from Swanski on Vimeo.


カスタムペイント

それは既存のペイントではなく、カスタマーの希望、ペインターのセンス
独自の世界観から作られるデザイン

レディーメイドの吊るしフレームでもカスタムペイントによって
全く違う自転車に生まれ変わる可能性がある
自転車の素材、性能は変わらずとも、外観が変わることによって
得られるモチベーションは計り知れないのである

カスタムペイント
それは最も単純に世界で自分だけの一台を手に入れる手段



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2015年5月27日水曜日

Red Hook Crit 2015 "Brooklyn"


Highlights from the RED HOOK CRIT No. 8 2015 from Studio 73 Productions on Vimeo.


Red Hook Crit
公道レース、ブレーキレス、固定ギア、決勝はナイトレース

自転車競技に於ける新しいムーブメントを発信してきたこのイベントも
今年で7年目となり更に規模を拡大、サイクリストに多くの発信をしている
日本の競輪やUSAのアーレイキャットとは違う
ギャンブラーやサイクリスト以外の人たちにも影響を与えるイベントになった

今後はどう発展していくのか?
自転車業界にどんな影響を与えるのか?
まだまだ可能性があり、先が楽しみなイベント




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2015年5月26日火曜日

最近のIPA






急に暑くなった所為か、
無性にビールが飲みたくなる時がある
できれば濃いホップ感のあるものが良い
IPA 
ガツンとくるあの感じ、たまらなく好きだ

夏はまだ始まっていないのに、何故こんなにビールが美味いんだろう



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2015年5月25日月曜日

前カゴの便利さを僕達はまだ知らない



先日発売された自転車雑誌に自分のスナップが乗りました
汚い自転車で申し訳ないのですが、こんな自転車を乗せてくれる
雑誌の編集の方々に感謝です

閑話休題、自分が週7で乗っているこの自転車
前カゴが付いています
ピストに前カゴ? ダサい!重い!必要ない!
というのが多くのピスト乗り、スポーツサイクリストが思う所でしょう

だがあえて云おう
前カゴは必要であると!

前カゴがある事により

・夏場に背中が汗まみれ&蒸れることがなく
・背中が解放されることで肩が凝ることもなく
・より多くの荷物を積めるようになり
・なんなら他の人の荷物までも運べちゃうよ

ってメリットばかり

以前から海外のメッセンジャーたちはその便利さに気づき、いち早く使用していたが、
最近ではHIPなサイクリストたちも前カゴを使い出している




'The Drop' from The Sleepers on Vimeo.


もう前カゴはダサくない
普段の街乗り自転車に、休日のサイクリングの自転車に
前カゴを付けてみてはどうだろうか?
きっと世界が広がるはず



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2015年5月22日金曜日

IF "Roadster LTD"

自分が乗っている自転車をどこかで見かけると
強烈にシンパシーを感じる事がある

今乗っているロードバイクはIF (Independent Fabrication) 製のものだが
街や郊外や山奥など走りにいってもあまり遭遇する事の少ないメーカーだ
GIANTやTREK、Cannondaleといった大手メーカーと比べると
ニッチでマニアックな知る人ぞ知るメーカー

そんなIFのしかも展示会出品用の限定モデルに遭遇した










IFはIFを呼ぶのか?
このバイクはMTB寄りの街乗りバイク
その特別仕様
仕様、パーツ、ペイント
そのひとつひとつがスペシャルな一台

IFはカスタムメイドゆえ、一台一台がスペシャルでそれぞれに物語がある
このバイクは展示会の為に作られたバイクだが、
そのため特定の人の為ではない独特な雰囲気がある
そして製作に携わった何人もの人たちの想い、物語がある



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2015年5月12日火曜日

入りたくなる行きたくなる自転車屋

入りやすい自転車屋と入りづらい自転車屋がある

スポーツ自転車を扱う自転車屋では
前者は誰でもウェルカム、なんでも修理する地元密着のフレンドリーな店
後者は特定のカスタマーと特定の自転車しか扱わず、常連ばかりの敷居が高い店
ということが多い

どちらも間違いではなく、それぞれに行きたい入りたいと思う人がいる
できれば入りやすい自転車屋の雰囲気で常連のお客さんも多い店が望ましい

アメリカのMontano Veloはまさにそんな雰囲気
地元密着、なんでも誰でもウェルカム、だから常連も多い

そんな素敵な自転車屋




Montano Velo Final Project from Juliana Rose on Vimeo.





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2015年5月8日金曜日

知らない人が多過ぎる「自転車のベル」について

昨日Yahooニュースにこんな記事が上がっていた

 歩行者をイラつかせる「自転車のベル」は道路交通法違反?


歩道上で歩行者を進路からどかすためにベルを鳴らすのは
日本では間違いなく道路交通法違反である

自転車のベルは見通しの悪い道路や曲がり角、上り坂の上など
急に人が出てきそうな可能性がある場所を通行するとき
「今から通りますよ」
という危険回避の意味で鳴らすものであり、あらかじめ見えている人を
進路上から排除するためのものではない



自動車のように自転車には教習が必要ないし免許も無い
だから教えてもらわなければ知らなかったという人も多い
車の運転を見ていると自転車よりはるかに周りの人、車、道路に
配慮した運転をしている人が多い
人通りの多い細い道を猛スピードでクラクションを鳴らしながら走る車は
ほぼいないが、自転車はそれと同じ事をやってる人が多過ぎる。

新聞やTVなどのニュースで取り上げられたりすることもあるが、
まだまだ認知度が低い
5月は自転車月 間ということだがこの機会に自転車のルール、マナーを
メディアが多く発信してくれる事を願う



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2015年5月7日木曜日

Zebra Coffeeになぜサイクリストは集まるのか




ゴールデンウィークの最終日、たまたま休みがとれたので
以前から行きたかった津久井湖近くにあるZEBRA Coffee&Croissantに
朝食を食べに自転車で行って来た。

自宅からZEBRA Coffeeまでは約35km
朝食のはずが、出発が遅れ到着したのは11時近くだった

先ず驚いたのはサイクリストの多さ
到着時は店内のお客さんの9割が自転車乗りだった
前からサイクリストの休憩場所として有名なところというのは聞いていたが
こんなに多いとは思わなかった

驚きその2は店内
スタッフさんたちで廃工場を改装したという店内は天井が高く
奥行きもあり、インダストリアル系の大きめのテーブルと椅子が良くマッチし
店内の中央付近にある調理場ではスタッフさんがテキパキ動いていた
清潔でゆったりした時間が流れ、ライド後の疲れを癒してくれる
最近増設したという店内の自転車置き場も満車の盛況だった

ドリンク、フードも驚きでドリンクはラテのSを頼んだらラテボウルで出てくるし
フードもクロワッサンやデニッシュなど通常の倍くらいの大きさ
ガッツリ走ってエネルギーを使ったサイクリストの補給には最高の食事だ
味も量も価格も全てに納得の内容だった


ZEBRA Coffeeがサイクリストに人気の理由は
自転車を停められてゆっくり休憩するのに最適な場所というのもあるが
店内、スタッフさんの雰囲気
ドリンク、フードのレベル
サイクリスト同士の交流の場にも成りうる
そういった要素がZEBRA Coffeeにサイクリストを引きつけるのだと思う






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2015年5月2日土曜日

My favorite "King Cage BarBell"



My Favorite Bicycle Goods

"KING CAGE BARBELL"

自転車に乗る上で、
絶対に付けなければいけないものでもないが、あると便利なもの
その代表格がベル

やむを得ず歩道を走る際や車道を走っているときの他者への
注意喚起のために鳴らすベル しかし、
一般的な自転車用ベルは耳障りかつ不快感しか与えないものが多いのは事実
もちろん日本製の東京ベル扇工業などの優れた精度、
優しい音色の音がする自転車用ベルも存在する

たかがベル、されどベル
ベル一つで他の人に自転車乗りが与える印象は変わってくる
良いベルを付けている自転車乗りは他人を思いやれる自転車乗りである
良いベルを自転車に付けている人に悪い人はいない

話しがだいぶそれてしまったが、自分が使っているベルは
ロードバイクに使っているボトルケージと同じメーカー
KING CAGEのベルである
先日、誕生祝いとして職場の同僚たちから頂いた
前々から憧れ、欲しいと言い続けていたものだったので震えるほど嬉しかった

KING CAGEのベルの唯一無二の特徴はベル部が取り外せて
ショットグラスになるということ  酒飲みにはもってこいの逸品だ
また、取り付け部は無段階に調節可能なので大抵の自転車に取付け可能だ
ベル部はチタニウム合金製なのでサビないし、澄んだ美しい音が鳴る
自分にとってこれ以上無い最高の自転車用ベルである

良いベルを付ければ自転車でのライドがひと味変わる
ゼヒ試していただきたい


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